京商 雪上車 ニトロブリザード

名称:雪上車 ニトロブリザード
メーカー:京商(日本)
諸元
諸元
寸法長さ:365mm/高さ:220mm/幅:320mm
重量全備重量:2250g
RCラジコン:2chで1ch:ステアリング制御(左右のディスクブレーキ制御による)/2ch:エンジン・スロットル制御+前後進制御
スピード制御スピード制御:
ドライブ形式ドライブ形式:10クラスエンジン(付属)キャタピラ駆動
縮尺縮尺:1/12(セミスケール)
材質材質:ボディー:ポリカーボネイト/シャーシ:アルミ+ABS/キャタピラ:軟質プラスチック
塗装塗装:ボディーは透明ポリカーボネイトなので必要
走行時間走行時間:約10分(走行:エンジン燃料/受信機:単三電池×4/プロポ:単三電池×8)
特徴
特徴
画像画像:別アングル(1)別アングル(2)内部構造
雪上車のエンジン・ラジコンです。以前は「ザ・ブリザード」として発売されていましたが、改良が加えられて「ニトロブリザード」として現在は販売されています。後発で「ブリザードEV」という電動モデルも発売されています。駆動形式がユニークで様々な工夫がなされており、非常に面白いモデルです。通常エンジン・ラジコンは「バック」はもとより「停止」もできない扱いづらいもの(最近のラジコンカーは遠心クラッチ付きなので「停止」はできます)でしたが、このブリザードはエンジン・ラジコンでありながら、プロポのスロットル・スティックを「奥(上)に倒せば前進」「ニュートラル位置で停止」「手間(下)に倒せばバック」という動きが出来ます(QRCシステム)。当然、スピード制御も出来ます。さらにスピードが上がってくると自動的にギヤチェンジするという前進・後進それぞれ2速のトランスミッションも備えています。ステアリング制御も独特で、デファレンシャル・ギヤの特性を利用したステアリング・システムになっています。プロポのステアリングスティックを「右に倒せば倒した分だけ右旋回」、「左に倒せば左旋回」の「無段階ステアリング制御」というラジコンカーでは当たり前の動きができます。(キャタピラ模型ではこの動きをさせるのが至難の技でした)。電動ラジコン戦車ではタミヤから出ている「DMDユニット」がこの動きを実現できます。DMDユニットは電子制御でこの動きをさせていますが、ブリザードはデファレンシャル・ギヤとディスクブレーキだけでこの動きを実現させています。(「コロンブスの卵」的発想です)。ギヤダウンユニットからキャタピラ駆動輪まではチェーンで動力を伝達しているところも面白いです。空冷エンジンを搭載していますが、冷却ファン装備です。騒音対策にでは2重マフラーを搭載し、エンジン模型の騒音も低減させています。
<QRCシステム>
通常のエンジン模型ではスロットルサーボはスロットル制御(エンジンへの燃料の流入量を制御するバルブの開閉)だけしますが、QRCシステムはこのスロットル制御に連動させて前・後・ニュートラルのギヤチェンジも行います。
<タミヤのDMDユニット>
通常、ラジコン戦車のステアリングは左右のキャタピラを別々のモーターで稼動させて、それぞれのモーター制御で舵を取る仕組みになっていました。極端な話を言えば2つのモーターと2つのアンプを2chで制御し、無理やりプロポのスティックの右側(ステアリング側)を縦に付け替えてしまえば、「無段階ステアリング」は実現できました。これをせずに2つのモーターを電子制御し、左はスロットル、右はステアリングで操縦できるようにしたのがDMDユニットです。
<ニトロブリザードの無段階ステアリングシステム>
デファレンシャル・ギヤ付きのラジコンカーを持っている方はご存知かと思いますが、デファレンシャル・ギヤは「駆動輪を動かしているときに、片方のタイヤを手で押さえて止めてしまうと、もう片方のタイヤのスピードが倍になる」「手でブレーキを掛けるように片方のタイヤに抵抗を加えスピードを1/2にすると、もう片方のタイヤのスピードは3/2になる」特性を持っています。この特性を使ってニトロブリザードは左右のディスクブレーキに加える力をサーボで制御することによりキャタピラ・ラジコンの無段階ステアリングを実現しています。(ステアリング・スティックを右に倒せば右のブレーキに力が加わり、左はその逆)。ただし、右キャタピラは前進、左キャタピラは後進、という「超信地旋回(その場回転)」はこの仕組みではできません。
製作
制作
キットキット:箱と箱中身とオリジナル塗装
<駆動輪の製作>
左右の駆動輪と、ディスクブレーキを組み立てます。
<駆動系の組立>
ニトロブリザードの心臓部であるQRCシステム、遠心クラッチ、エンジンを組み立てます。
<RCメカの組み込み>
QRCシステム、ディスクブレーキ、スロットルの制御部分とサーボをリンクします。微妙な調整の必要な部分で、きっちりと調整しないと走行性能が悪くなるばかりか、動かなくなってしまいます。
<シャーシの組立>
制御部分が終わったら、シャーシの組立と稼動転輪の取付、キャタピラをはめればシャーシの組立は完了です。
<ボディーの塗装>
シャーシが終わった時点でボディーの塗装に入ります。ボディーは一般のラジコンカーと同じく、透明なポリカーボネートで内側から塗装します。私の場合、「スプレー塗装」をする場所を確保するのが難しく、刷毛塗りでポリカーボネイト塗料を塗りましたが、思った以上にムラが目立ち、どんどん厚塗りになってしまいました。エンジン模型なので、ポリカーボネイト塗料を塗った後に、さらに上からコーティング材を塗る必要があります。
感想
感想
完成。試運転待ち。

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