タカラ デジQ スカイラインGTR

名称:デジQ スカイラインGTR
メーカー:タカラ(日本)
諸元
諸元
寸法長さ:49mm/高さ:26mm/幅:32mm
重量全備重量:???g
RCラジコン(IR):2ch(付属)で1ch:ステアリング/2ch:前後進
スピード制御スピード制御:マイクロコンピューター制御
ドライブ形式ドライブ形式:???モーター×2(後輪駆動)
縮尺縮尺:1/約??(セミスケール)
材質材質:全てプラスチック
塗装塗装:不要
走行時間走行時間:約15分(走行:単三電池×4のプロポ兼用充電器で10分充電/プロポ:充電器と兼用)
特徴
特徴
画像画像:別アングルビットチャーGとの比較
トミーの「Bit Char-G」シリーズが出た時に「チョロQをラジコンにした様なモノ」と思っておりましたが、本家本元のタカラからラジコンのチョロQが「デジQ」という名前で発売されました。正確にはIR(赤外線)制御なので、ラジコン(電波制御)ではありません。「信号が弱い」、「プロポを車の方に向けないといけない」以外の取り扱いはラジコンと一緒です。Bit Char-Gよりも更に小さい大きさですが、本格的RCと同じく、無段階のスピード制御とステアリング制御が出来ます。通常のRCのステアリングは、「タイヤの向きを変えて方向制御」しますが(Bit Char-Gも同じ)、デジQは「左右の駆動輪(後輪)のスピードを変えて」、内輪差をわざと作って曲がります。左右の後輪にそれぞれモーターガ付いていて、別々に制御されています。簡単い言えば「戦車と同じ曲がり方」です。プロポは通常のステアリングとスロットルに別れていますので、タミヤの無段階戦車制御ユニット「DMDユニット」と同じ様な機構が搭載されていると思います。実際、デジQの内部には超小型のコンピューター(CPU)が搭載されています。プロポ内にもCPUが搭載されていて、スティックやハンドルの動きを感知して、IR信号を出力する様になっています。将来的には、スティックやハンドルの動きと出力される信号の特性をカスタマイズできる上級用プロポ(RCの世界ではこれが「コンピュータープロポ」と言われています)が出る様です。デジQの一般用プロポにも(カストマイズは出来ませんが)加速特性がセットされていて、「リニアー加速」ではなく、「2次曲線加速」になっているそうです。つまり「スピードが上がるほど、加速度が増す」設定(いわゆる「ターボ」?!)です。更に将来的には、携帯電話と連携みたいなことも考えてる様です。
何故こんなに小さいのにそんなに多彩な制御が出来るかと言うと、「ラジコンでは無く、IR信号だから」だそうです。ラジコンではプロポで送受信する電波がアナログ電波である以上、何処かで「アナデジ変換」、「デジアナ変換」が行われています。この変換操作に要する機器の大きさを小さくするには限界が有り、かなりの技術を要する様です。通常の操作信号は下記の通りです。
  • プロポのスティック操作:アナログ
  • 送信きの送信する電波:アナログ(ここがデジタルのものもあります)
  • 受信器とサーボ、アンプ間の信号:アナログ
  • サーボの出力:アナログ
  • アンプの出力:実はデジタル
    (アンプはモーターへの出力はON/OFF制御しかしておらず、ON/OFF時間の割合を変えてスピード制御を行っています。人間の目から見るとモーターは一定の回転をしている様に見えるのは、モーターの慣性とON/OFF間隔が何ミリ秒単位で行われているからです。)
IR信号はデジタル信号であり、デジQにはステアリングサーボが有りませんので、アナログ処理を必要とする部分が無いのです。したがってプロポ側でのみアナデジ変換をしてしまえば、後は全てデジタル処理を行えます。その分、本体側の機器を軽減化でき、デジQの様な小型化を実現できた訳です。(ちょっと難しい話になってしまいました。。。。)。
現在の所、デジQのラインナップはR-34GTR,2000GT(箱スカ)、COXビートル、ランエボの4種類ですが、ラインナップはまだまだ増える予定です。本体のみの販売も行っており、フルセットとは別色のボディーも入手できます。本体にはニッケル水素充電池のみ搭載し、充電は送信機で行います。10分の充電で15分の連続走行が可能です。
⇒最近は「デジQ-R」というパワーアップした製品が登場し、ライト点灯、ステアリング回転といったオプションギミックがついているものがあります。デジQシリーズは「コンバットデジQ」という対戦可能な戦車、「デジQフォーミュラ」というF1、「デジQトレイン」というRC電車、「特撮デジQ」というRCゴジラシリーズ等があります。
他の室内RCとの大きさの比較
製作
制作
キットキット:箱と箱中身
感想
感想
走らせてみて、驚いたのがデジQのスピードです。ハイスピードとロースピードモードをプロポ側で切替えられ、ハイスピードモードでは、かっ飛ぶくらいスピードが出るので、最高速ではエポック社のインドアレーサーRC43やトミーのBit Char-Gよりも速いです。車体の小さい分、加速も良いので、すぐに最高速に達します。ロースピードモードでBit Char-Gと同じ位のスピードになります。Bit Char-Gと同じくジージーと音を立てながら走ります。スピード制御が出来ますが、何処となくぎこち無く、スムーズな加速とは言えません。ステアリングは前進時よりも後退時の方が良く利きます。後退時の急旋回はその場旋回(戦車で言う「信地回転」)になるときが多いです。
IR-ID(ラジコンで言う周波数)はプロポ側のスイッチで4種類切替えられますが、車体によってIDが固定されています。IDが異なれば4台同時走行が可能です。上級者用プロポの開発や携帯電話を使った対戦等、レースを意識したマシンの割には同時走行4台は少ない気がします。電池に関しては、同じ様に充電電池を持つ、エポック社のインドアレーサーRC43やトミーのBit Char-Gよりも電池持続時間が長いです。

室内RCカーのホームページ室内RCカーのホームページ


IBM ホームページ・ビルダーこのページはIBM ホームページビルダーで作成しています。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送