電動スピードボートの構成部品の色々

アンプとスピードコントローラー
アンプとスピコン
左右共にRCボートのスピード制御機構ですが、左のアンプは直接、RC受信機、モーター、駆動用バッテリーに接続できます。受信機の電源はアンプを通して駆動用バッテリー(通常は充電式のRC専用ニッカド電池)から提供されます。右のスピード・コントローラーは駆動用バッテリーとモーターに接続する大きな可変抵抗器です。可変抵抗器の抵抗は手前のコイル上スライドする端子の位置によって変わります。端子の位置はスピード・コントローラー用のサーボで動かします。受信機の電源は受信機用バッテリー(通常は単三乾電池3本)から供給されます。スピードコントローラーのスピード制御は可変抵抗器での電圧調整ですが、アンプのスピード調整は電流制御(「流す」「流さない」と細かく切り替え、「流す/流さない」の割合を調整する制御)です。

アウトボード・ドライブ
アウトボード・ドライブ
上記の電動ボートの図に出てくる船のドライブ形式(船内にモーターがあるのでインボード・ドライブと言います)とは異なり、船内にスタンチューブやモーター、ジョイントの必要の無いドライブ形式もあります。アウトボードドライブ形式と言い、モーターが船外にあります。実船で言う「船外機」のことです。船外機は船尾の外側につけて、ラダーサーボで船外機ごと曲げて(回転させて)舵を取ります。スタンチューブやジョイントが必要無く、船底にスタンチューブが貫通する穴も開ける必要が無いので、非常に組立てが楽で構造が単純なドライブ形式です。因みに左の船外機はプラモデル用で右の大きな船外機がラジコン用です。

フロップライド・ドライブ
構造は複雑になりますが、スクリューとラダーが一体となったフロップライド・ドライブという物も世の中にはあります。非常に旋回性能の良いドライブで、急旋回利きます。詳しくはこちら

スタンチューブ
駆動系
ドライブ(駆動機構)の部分だけ組み立てたところです。スクリューの左にある金色の(棒)パイプがスタンチューブです。このスタンチューブが船内と船外を貫通し、船内のモーターの回転を船外のスクリューへと伝える役割を果たします。船外(船底)と船内を貫通する訳ですから、しっかりと防水しないと船内に浸水し船が沈没してしまいます。
駆動系の分解
駆動系をバラしたところ。スタンチューブにはドライブシャフト(上の銀の棒)を通します。通常はグリスをたっぷりと詰めてからシャフトを通すので、グリスによって防水がされています。スタンチューブ中のドライブシャフトとモータを繋ぐ部品がジョイントです。

ジョイント
ジョイントにも様々な種類のものがあります。詳しくはこちら


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