ラジコンボート

スピードボートのページ

ABCホビーオフショアレーサーバルテック

読んで字の如く、「スピード」を楽しむ、あるいは競うボートです。日本のラジコンメーカーは主にこのスピードボートを扱っています。電動ボートとエンジンボートがあります。

電動ボート

おおよそ時速20km/hの速さで走ります。速いやつでも時速30km/h程度です。
車のラジコンと同じ一般的なニッカド電池で10分くらい走航できます。

電動ボートの構造

アンプ仕様の電動ボートの構造図
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アンプ仕様のボートはスピードコントローラー仕様のボートに比べ、受信機用電池とスピードコントローラーが必要ないため軽量化が図れます。ラジコンカーと比較してボートはモーターにかかる負荷は大きく、アンプがやモーターが熱を発生しやすい構造になっています。ボートならではの「水冷アンプ」や「水冷モーター」もあります。スタンチューブはスクリューボートには必ず付いている装備ですが、「防水しながら回転シャフトを船底に出さなければならない」ため、金属のチューブの中にグリスを詰め、そこにシャフトを通す様になっています。

スピード・コントローラー仕様の電動ボートの構造図
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スピードコントローラー仕様のボートは安価で良いのですが、使い勝手があまり良くありません。（アンプ仕様のボートはスピードコントローラー使用のものよりも最低でも3,000円くらいは高価になります）。スピードコントローラーはサーボで制御する可変抵抗器で、モーターと電池の間に可変抵抗器を置くことによってモーターのスピードをコントロールするものです。高速走行時は無抵抗状態なので熱を発しませんが、低速走航時は抵抗となるためかなりの熱を発します。このため、スピードコントローラー仕様のボートは低速走航があまりできません。（アンプ仕様のボートは低速～高速まで制限はありません）。

電動ボートの構成部品の色々

エンジンボート

おおよそ時速40km/hの速さで走ります。競技に使う様なボートでは70km/hほど出ます。

エンジンボートの構造

エンジン・ボートの構造図
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エンジン仕様のボートは電動ボートと異なり、走航時間が長く高速です。さらに燃料を補給することにより、直ぐにまた走れるので連続して遊べます。これに対し電動ボートは充電電池で走るため電池切れ(だいたい1本10分)になるともう遊べません。充電も最低でも30分程度はかかるため連続して遊べません。エンジン仕様のボートは基本的にはバックはもとより、停止もできません。前進あるのみです。スロットル制御でスピード調節は可能です。スロットルとはサーボで燃料の流量を調節しスピードをコントロールするものです。殆どのボートが船尾から給水してエンジンを水で冷やす水冷エンジンを搭載しています。エンジンボートは「騒音を出すので人里離れた所」「高速なので広い場所が必要」なので、基本的には近所の池とかでできるものではなく、湖や河川の広い部分で行います。その点電動ボートは騒音も少なく、近所の池等で遊んでいても顰蹙を買うことはあまりありません。（電動でも怒られる場合があるので要注意ですが。。。。）