最前部のデッキ。LE MARSOUINの文字はキットに付属のプラスチック文字を使用して付けています。周りに巡らされた柵の横棒はキット付属の真鍮線ですが、縦棒(スタンチョン)はビリングボート(デンマーク)製のものに換装しています。見た目も奇麗に出来ますし、製作も格段に簡単になります。最前部の錨用のクレーンは真鍮部品を半田付けして製作します。画像では解りづらいかも知れませんが、マストに向かって張っているロープには、アイボルトとターンバックルを付けています。アイボルトでロープの付け根をリアルに表現し、ターンバックルで各ロープの張り具合を調整し、マストがまっすぐ立つようにしています。アイボルトは帆船模型の部品を使用し、ターンバックルはラジコンのリンケージ用のものを使用しています。アイボルトは特に帆船用のものでは無く、小型ヒートンの代用でも十分です。真ん中にある錨ウィンチはキットにプラモデルの部品のような形で付属しているので、それを製作して取付けます。錨ウィンチから出ている鎖と錨は繋がっていますが、残念ながら稼動しません。
前部デッキの魚倉部分。前の白い通気孔の間に挟まれた所に船倉への入り口があります。両横に付いている黒いアーチのようなもので網を引きます。
巻き網ウィンチとコクピット部分。コクピットの中までは再現されていません。ウィンチもプラモデルの部品のような形でキットに付属しているので、組み立てて装備します。昔の漁船だけあって、レーダーやサーチライト類は一切付いていません。
コクピット部分を横から見たところ。何個所かドアが付いていますが、ドアはプラスチック部品に塗装をして装備します。船舷灯はキットに付属しているものを使用しています。残念ながら点灯しません。コクピットのベースも木で出来ており、板を曲げたり、切り抜いたりする作業が必要でした。
コクピット部分を後ろから見たところ。後部のドアはプラ板で製作しています。キットでは木板でドアを作るようになっていましたが、プラ板の方がリアルに仕上がるのでプラ板を使いました。蝶番は真鍮線を短く切って使い、ノブは真鍮釘を使ってドアに仕上げています。屋根の上にマストが立っていますが、マストの付け根部分(「しょう座」と言います)は、ビリングボート(デンマーク)製のものを付けています。マストを固定する各ロープには、前部マストと同じく、アイボルトとターンバックルを使っています。マストにクレーンが付いていますが、マストとクレーンの接続には小型ヒートンを2つ使っています。コクピット後部の煙突は太い真鍮パイプに真鍮リングを巻くことによって煙突の形にしています。
最後部救命ボートは、オリジナルのキットでは縦置きでしたが、ラジコンのラダー調整のハッチを付けたいために、横置きにして付けています。ボートを吊るすダァビットはビリングボート(デンマーク)製のものを使っています。スクリューはキットに付属のスクリューが処女航海で吹っ飛んでしまったので、他のタグボートキットに付いていたものを換装しています。
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