まず、最初に行うのがハル製作台の作成です。製作台を作ると後の作業が簡単になり、仕上がりも綺麗にできます。1m×30cmの2枚の大きな板が別途必要です。ハル製作ができると、次は竜骨部分の製作です。竜骨の製作後に、木製ハルキットの特徴である、プランク(細長い木版)の貼り付けを行います。プランクは1枚々々張っていきますが、1枚張っては乾燥するのを待ち、乾いたら次の1枚を張る。。。。といった様に待ち時間の多い作業となります。プランクは通常の帆船などで使う木版よりも太く厚いので、プランク曲げコテが無いとうまく出来ません。
Marsouinハル製作台。製作台の上に、竜骨の肋骨が載る横棒がありますが、この高さは全て違います。製作台の板は別途用意する必要がありますが、高さの異なる横棒はキットに付属しています。
竜骨と製作台。竜骨を組み立てた後、船首/船尾のブロックをつけています。駆動系のスタンチューブもこの時点で背骨に組み込んであります。スタンチューブを通す穴とラダーシャフトを通す穴は予め加工済みです。
竜骨をずらした船尾部分。背骨の船尾部分の形と船尾ブロックの形が合わないため、背骨の船尾部分はバラして組み立てました。
プランク(細木板)の張り付け作業中です。1枚々々時間を掛けて貼り付けていきます。プランクを曲げないといけないので、予め水に浸けてあったプランクを「木版曲げコテ」で焦がして曲げていきます。予備のプランクがあるので何本かは失敗して折ってしまっても大丈夫です。速乾性の木工用ボンドで接着し、「帆船制作用の釘」で肋骨に打ち付けます。さらに万力や洗濯挟みを駆使してプランクを固定します。釘はボンドが乾いた後に抜くのであまり深くは打ち込みません。
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