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名称:ホンダ CR-V | |
メーカー:田宮(日本)![]() |
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![]() 諸元 |
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![]() 特徴 |
![]() 今はもう絶版となってしまったクロスカントリーRVシリーズの1つ、「ホンダ CR-V」です。このシリーズには他に「Jeepラングラー」「いすず ミュー」「いすず ミュー TypeX」「三菱パジェロメタルトップ」等がありました。スケール感の高い強化プラスチックボディー搭載のクロスカントリーシリーズは絶版となってしまいましたが、XB(Expert Build)シリーズの「三菱パジェロ・ラリースポーツ」や組立キットの「フォルクスワーゲン レース・トゥアレグ」のシャーシには、その流れが受け継がれています。(ボディーはポリカーボネイト製のスケール感の乏しいものになってしまって残念です)。 私の理想的なラジコンカーのシリーズで、「ボディーはプラモデルと同じプラスチックのスケール感の高い物」、「シャーシは走りを優先した物ではなく実車を忠実に再現した物」を実装しています。 ボディーは「大きなプラモデル」といった感じで、細かい所まで再現されています。特にCR-Vの特徴であるフロントマスクには「銀メッキのパネル」と「多角形の反射鏡と透明なガラスを持つヘッドライト」が忠実に再現されているのが嬉しいです。さらにこの特徴的なヘッドライトには、オプションでライトも装着できるようになっており、点灯することができます。(カワダのトリップメイト用に購入した)通常の1/24のCR-Vプラモデルでも、ここまで綺麗には再現できていません。ラジコンとして頑丈なボディーを確保する努力もされていて、ドアミラーなどは、ぶつけても良いようにゴムパッキンを経由してのピン装着となっています。ヘッドライトは点灯するようにできますが、テールライトが点灯できる様になっていないのは少々残念です。 シャーシも実際のRVカーと同構造で、前輪をメイン駆動とし、ドライブシャフトを使って後輪を駆動する「フルタイム4WD」構造になっています。シャフト駆動の4WDは通常のラジコンカーにも搭載されていますが、実車同様『「2つのユニバーサルジョイント」を使って、「剥き出しになったドライブシャフト」を「サスペンションによって宙釣りなっているデフギヤ」に伝えるドライブ形式』を使っているものは、そうはありません。シリーズは基本的に同じシャーシ(パジェロのシャーシ)を使用しており、ボディーだけが違うものになっています。実際のところ、本物のCR-Vは、このモデルのシャーシのタイプではなく、4WDのRCラリーカーの方が近い構造かも知れません。実車のCR-Vは「宙に浮いたデフギヤ」を装備した車では無く、「シャーシに固定されたデフギヤからユニバーサルシャフトで両輪を回す」構造の様です。私の車には「フルベアリング」と「ヘッドライト」がオプションとして装着されています。走りを重視したモデルでは無いものの、クロスカントリー・シリーズ共通の「ローダウン・コンバージョンキット」というオプションもあり、サーキット走行用の小径タイヤとローダウン(シャコタン)用のサスペンションがセットになったオプションもあります。 |
![]() 制作 |
![]() 田宮のキットだけあって精度良く出来ていますので、製作にはあまり問題はありません。塗装を除いては2日もあれば完成します。初期の田宮のキット全般に言えることですが、タッピングビス(所謂木螺子)を打ち込む場合、タッピングビスの下穴が大きめに出来ているので、あまり締めつけ過ぎるとねじ山を潰してします。ビスの締めすぎには注意が必要です。このキットの製作でも2本ほどねじ山を潰してしまい、バカ穴にしてしまいました。ボディーの塗装はグンゼのスプレー塗料を使って行いました。乾きも速く衝撃にも強いので良い塗料だと思います。細かい所はグンゼの塗料の上から、田宮の水性プラカラーを塗っています。グンゼカラーの上から、水性タミヤカラーを塗ると、相性があまりよくないせいか、少しの衝撃でタミヤカラーが剥がれてしまいます。 ジープラングラーのスペアボディー+タイヤ+ホイール、ローダウン・オプションを入手したので、現在はジープラングラーへのボディーの換装を行っています。ローダウン・コンバージョンキットの試用は検討中です。 ジープラングラーのボディーを完成させ、シャーシへの装着を図りました。ジープラングラーとCR-Vではホイールベースが異なり、ボディー装着にはシャーシのホイールベースを変更しなければならないことが判明しました。シャーシ自体は、2種類のホイールベースに変更できるような構造になっており、多少の工作でホイールベースを変更することました。ただし、モーターから後輪デフギヤまでのドライブシャフトがCR-V用(ロングホイールベース車)のものでは長すぎて、ショートホイールベース用のドライブシャフトを取り寄せて、換装しました。 |
![]() 感想 |
出来上がりは、見た目も構造もリアルで非常に満足しています。RCファンのみならず、プラモデルファンにも満足してもらえるキットだと思います。スピードが出て、ステアリングやサスペンション等の充実度合を競っている現在のRCカー界に於いては、このキットは中途半端なものだったのでしょうか。。。廃盤になってしまったのは極めて残念です。実際に走らせて見ると、「室内では速すぎ」、「屋外では遅い」、「汚すのもったいない」、「ぶつけるとすぐに傷になる」等あってなかなか走らせる機会の少ないモデルです。実際の所、作って構造を眺めて楽しむRCカーだと思います。性能に関しては、「悪路走破性能はラリーカーよりちょっと上、ビッグタイヤよりは大分下」、「スピードはラリーカーよりちょっと下、ビッグタイヤよりは大分上」といった感じです。 ラングラーにボディー換装し、ショートホイールベース化したところ、悪路走破能力が向上しました。ラングラーの方がタイヤ径が大きく、ホイール間も短いので、ギャップを乗り越える能力が向上しています。 |
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