田宮 TLT-1 製作記(2)

ボールデフ内蔵センタープーリーの製作


ボールデフ内蔵ベルトドライブプーリーの製作。キット付属のベアリングとオプションで購入したベアリングを組み合わせて装着します。中央部にはスラストベアリング(キット付属)も装備されています。このセンターボールデフはカウンターギヤからの出力を受けて前後の駆動輪(前後デフ)に繋がるプロペラシャフトに伝達します。センターデフの機能も装備しており、前後の差動もこのセンターデフで調整します。このデフの調整次第では、前後どこかの1輪が浮いただけでも全出力がその1輪に伝動し、TLT-1が推進できなくなります。センターボールデフの締め具合もボールデフのシャフトの内側にあるネジで調整しますが、締め込みが甘いと前後プロペラシャフトに動力が伝達しなくなり、締め込みが強いとデフの機能がロックします。キットの組み立て説明通りに製作すると「ボールデフ」が「ヘベルタイプのデフギヤ」と同じ挙動をするようになり、ロック機能は働きません。(1輪でも浮くとその1輪が空回りしてTLT-1が推進しません)。この1輪浮きで推進しない状況を防ぐためにはセンターデフを少々強めに締めるように調整します。センターボールデフの調整は右の画像上部のの軸受けジョイントと反対側の軸受けジョイント双方に六角レンチを通して内部のネジを締めます。ネジの調整は、一度TLT-1シャーシを完成/走行させて1輪浮きの状況を確かめてから調整していくのが良いと思います。ただし、このセンターボールデフの調整は「前後のプロペラシャフトの取り外しが必要」なのである程度の分解が必要です。面倒臭い!

センターギヤボックスの製作(1)


センターギヤボックスのフレーム(片側)とスパーギヤです。540モーターのピニオンギヤからの出力をこのスパーギヤで受けます。かなりギヤダウンされているのが判ります。スパーギヤとフレームの接続部分にはベアリングを仕込みます。キットには標準で幾つかのベアリングが付属していますが、フルベアリング仕様にするためには、キット付属のベアリングとオプションで購入したベアリングを組み合わせて装着します。


室内RCカーのホームページ室内RCカーのホームページ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送