田宮 マンモスダンプ

名称:マンモズダンプ
メーカー:田宮(日本)
諸元
諸元
寸法長さ:525mm/高さ:300mm/幅:295mm
重量全備重量:5500g
RCラジコン:2ch+1ch(別売)で1ch:ステアリング/2ch:前後進のスピード、+1ch:荷台の昇降
スピード制御スピード制御:あり、付属電子式MTSスピードコントローラー(サーボで制御するFETアンプのようなもの)による無段階速度制御
ドライブ形式ドライブ形式:540モーター×2(前後独立駆動の4輪駆動×1サーボによる逆位相4輪操舵)
縮尺縮尺:1/20
材質材質:ボディー:特種強化樹脂/シャーシ:アルミフレームがメイン
塗装塗装:一部必要(黄色ボディー)
走行時間走行時間:仕様上では2400mA/hのバッテリーで40分(平坦路・無積載)ですが、2000mA/hのバッテリーでも1時間近くは遊べます。
特徴
特徴
画像画像:別アングル(1)別アングル(2)ギミック
ジャガーノートのシャーシをベースに開発された4WDマンモスダンプです。ジャガーノートはツインモーターの2個のモーターの出力でカウンターギヤを回し、シャフトで前後のデフギヤに伝達する4WDですが、マンモスダンプはジャガーノートよりもギヤ比を大きくしてシングルモーターでジャガーノートのシャーシを駆動させています。またジャガーノートは4WSですが、マンモスダンプは前輪操舵の2WSです。ジャガーノートの部品を取り寄せて頑張れば4WSに出来そうですが、私はやってません。ジャガーノートは2ch・2サーボの機械式スピードコントローラー仕様ですが、マンモスダンプは2ch+1ch(Plus1chユニット搭載)・2サーボの電子式スピードコントローラー(電子式MTSコントローラー)仕様です。Plus1chユニットは2chの受信機の信号を3chにするもので、停止時にステアリングを切ると荷台を昇降させるモーターが稼動するようになっています。電子式MTSコントローラーは通常の抵抗を使った機械式スピードコントローラーと異なり、サーボでFETアンプを制御するようなもので、低速時にも発熱やエネルギーロスがありません。また低速なマンモスダンプのスピード制御に見合った仕様になっており、微妙な低速速度制御ができ、低速での高トルク発生ができるようになっています。最大積載加重は4kgで、4kgの土砂を積載した上で、運搬、荷台昇降が可能になっています。私の場合は、フルベアリング仕様で、「モンスタートラック用アルミサスペンションアーム」、「モンスタートラック用R/Cライトバルブセット」、「レーシングストップランプセット」のオプションを装備しています。「モンスタートラック用R/Cライトバルブセット」を装備すると、本体に装備するスイッチにより、「消灯」、「ヘッドライト点灯」、「ヘッドライト+フォグランプに点灯」が切り替えられます。「レーシングストップランプセット」を装備すると、ブレーキ時にテールライトが点灯します。
製作
制作
キットキット:箱と中身とオプション品
ボディーは成型色が黄色なので、窓枠やストップランプ等の細かい部分以外は必要ありませんが、私の場合は山吹色で全体を塗装しています。シャーシはジャガーノートの流用ですが、必要なベアリングの数と種類は異なります。私の場合、駆動系にはベアリングを装備していますが、荷台昇降のリフトに組み込むメタル部品はベアリング化していません。キットは予め「モンスタートラック用R/Cライトバルブセット」と「レーシングストップランプセット」の装着ができるようになっており、取り付け方法もマンモスダンプの説明書に書いてあるので、簡単に装着できます。これらはお勧めのオプションです。サーボで制御する「電子式MTSコントローラー」が何となく嫌だったので、FETアンプ式に改造しようと思ったのですが、この改造を行うためには3chの送受信機が必要なようです。理由は「電子式MTSコントローラーからPlus1chユニットに対し、マシンの停止を検知する信号が出ており、この信号をPlus1chユニットが検知することにより、ステアリングの左右と荷台の昇降を切り替えている」からです。アンプ式に改造すると、Plus1chユニットがこのマシンの停止を検知できなくなり、正常に稼動できなくなってしまいます。アンプ式にするとPlus1chユニットで2ch受信機の3ch化ができないため、3ch受信機が必要になります。電子式MTSコントローラーが対応するモーターが、キット付属のノーマルモーターだけなので、モーターを換装し、パワーアップをする場合は、アンプ式への改造と3chの送受信機が必要となります。組み立て自体は田宮のキットだけあって特に問題なく行えきちんと仕上がります。ただ、電子部品が多く、配線が複雑になるため、キット付属の配線処理部品だけでは不足します。100円ショップ等で配線処理用のフックや結束コードなどを別途購入して整理したほうが良いです。「モンスタートラック用アルミサスペンションアーム」はマンモスダンプに装着するためには2セット購入する必要があります。見た目はとても格好良くなりますが、走りには全然影響ないです。
感想
感想
電子式MTSコントローラーに不安があったので、アンプ式に改造しようと思ったのですが、電子式MTSコントローラーの性能が思ったよりも良いので、満足しています。低速走行の微調整はFETアンプよりも性能が良いです。「ジャガーノートが2モーターで回しているシャーシ」に更に「土砂の積載まで可能としている重たいボディーを載せた」にも拘わらず、ギヤダウンして1モーターで回しているので、さすがにスピードは遅いです。まぁ、モンスタートラックでは無いし、超高速で走れるマンモスダンプなどは世の中にないので、「これでよし」と言ったところでしょうか。電子式MTSコントローラーは、FETアンプをサーボで制御するため、送信機→受信機(本体のMTSスイッチに連動)の順番にスイッチ入れないと暴走します。高トルクハイパワーでかつ自重も重いので暴走はとても危険です。ヘタをすると小さいお子様は怪我をしてしまいます。この「お約束」さえ守れば、電子式MTSコントローラーで十分楽しく遊べます。
サスペンションは4kgの荷重を前提としているので、とても硬いです。無荷重で走行させると、障害物越えの時に車輪が浮いたりします。TLT-1のように「4WDの前軸と後軸をデフギヤで振り分けている」わけではなく、前後の割り振りは固定なので、障害物越え時に1輪が浮いても進まなくなることはありません。
Plus1chユニットを利用しているため、(ステアリング信号が出ないため)マシン停止時のステアリングは切れないのですが、スタンダードサーボだと、そもそもトルク不足でマシン停止時のステアリングは切れません。もともと4WSのシャーシを2WSにしているため小回りは利きません。さらにスタンダードサーボのステアリングトルクではある程度走らないとステアリングが切れないため、さらに小回りが利かないです。室内で遊ぶにはかなりの広さが必要です。そもそも室内でジャリ満載などは考えにくいので室内で遊ぶこともないとは思いますが・・・・・。
使用の「お約束」があり、小回りも利かず、スピードもそれほど出ませんが、全体としては良く出来ており、とても楽しく遊べます。ジャリを運んだりするので、すぐにホコリだらけのボロボロ状態になってしまいますが、実車もそんな感じなので、リアル感が増してさらに見た目アップになります。強いて不満を言えば、このマンモスダンプに対応できるような、4kgのジャリを掘り起こしたり、積み上げたりするRCユンボやRCホイールローダーが無いということです。市販のRCユンボやRCホイールローダーはトイラジばかりで、パワーやリーチがなく、実際に土砂を掘り起こせるものがありません。ドイツのクラウプナーから油圧式のホイールローダーが出ているので、これなら対応可能かも知れませんが、いかんせん入手困難で超高価格です。

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